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「消費感覚」変化の考察
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―www.hm-consul.co.jp ヒューマンマネージコンサルティング㈱-
日経新聞でもトップに取り上げられていましたが、「カーシェアリング事業」が普及する傾向にあるようです。カーシェアリングとは、会員による特定・多数の利用者が無人の拠点に置かれた1台の自動車をシェア(共有)する仕組みのこと。利用やドアロックの開錠・施錠の管理をICカードや携帯電話で行うあたりはテクノロジーの進化も並行したことがサービス促進につながったと言えますが、同時に注目すべきは「必要な時に必要なだけ」、「使わない分には、お金を掛けない」という消費者側の発想。オリックスやパーク24といった大手企業が事業に取り組むことから、これら傾向の広がりは確実視できます。数年前までは、所有することは自分ブランドを高めること、自動車に限らず、なるべく高いものを買うことは自分を良く見せる手段だったのでしょうが、上手な消費の仕方は、今や賢さの証明。消費上手の自慢に社会も注目し、その「上手」を評価するようになりました。数パーセントの高所得者層を含めても、「高級品を買う」だけではなく、「上手に消費する、しかも、できれば安く」のどちらもできて消費自慢が成立するという感覚は益々広がってゆくのではないでしょうか。
<作成元&お問い合わせページリンク>www.hm-consul.co.jp(ヒューマンマネージコンサルティング株式会社)人材総合コンサルタント 研修トレーナー 眞下 仁(MashimoHitoshi)