<作成&お問い合わせ> ―www.hm-consul.co.jp ヒューマンマネージコンサルティング㈱- 昨日は、現在コンサルティング会社でコンサルタントとして、また経営の側面から取締役としても活躍される方(以前私が勤務していたコンサルティング会社でご一緒していたこともあり、むしろ友人と呼ぶ方が相応しいのですが)との会食でした。場所は焼肉のチェーン店「牛角」。その友人が焼き肉好きということもあり定期的に「牛角」での会食をしてきましたが、会話が盛り上がったのはいつも通りながら、数年前との違い、驚くべきは周囲を見渡した時の「お客様層の広がり」でした。以前なら、安く、多く、しかも美味し目の焼肉を食べに来ていたのは、学生から20代半ばくらいの、所謂、「食べ盛り」の人達。ところが、その食べ盛り年代だけでなく、その年代以上のサラリーマンやOL、ネクタイやスーツ姿の男性、女性も多く混在していました。その年齢も40代、50代と見受けられる方に至るまで。しかも2人連れだけでなく、品川という場所柄もあってか、会社員同士の4~5人のメンバーやちょっとした宴会の場としても活用しているようでした。19時半くらいに行ったところ、しばらくの待ちが発生し、広い層の方がお待ちになっていました。そこで私の仕事柄、どうしても考えることが、この「お客様層の広がり」への「何故!?」。同時にこの方たちが居酒屋よりも、焼き肉チェーン店「牛角」を選んだことへの何故?でした。やはり、根源は「懐面、安さの面」と同時に「気持ち、情緒面」にあるように思いました(これをマーケティング、心理の分野では、情緒価値と称しています)。懐面については、昨今の景気の話題に譲るとして、「気持ち、情緒面」について考えてみたいと思います。その要素としていくつかあり、①「元気になりたい」という気持ち。仕事の疲れや、疲労感を、食べることで元気になりたい、それも焼肉という元気の象徴で。②「たまにはいいか」という気持ち。健康志向、メタボリック対策で高カロリーは日常ではなるべく避けたいところ。でも会社や友人との集まりの機会に、解放感と相まって、たまにはいいかという気持ちになる。③「場の雰囲気に合わせて、気兼ねなく」という気持ち。そのそもが焼肉を安く、多く、おいしく食べる場。周囲の雰囲気や食べる様子を見て、気兼ねなく、むしろバクバク食べる方が場に合っている。④「お安い感から、この時にこそ」の気持ち。焼き肉にしては安いという感覚から、この時にこそという気持ちになる。といったことが挙げられると思います。何れにしても、ある気持ちから更に食べたい、楽しみたいという気持ちを促進していることになります。では、何故「牛角という焼肉チェーン」か、そして同じような情緒を果たす可能性のある「居酒屋」ではないのか。次回の「ディナー&モチベーション」で触れたいと思います。顧客満足への対応、ブランディングの構築、そしてスタッフの教育などなどに理由があるようです。また、おいしく、やる気を高める昼食の紹介、「ランチ&モチベーション」も掲載しますので、お楽しみになさってください。
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人材総合コンサルタント 研修トレーナー 眞下 仁(MashimoHitoshi)