KPI(キー・パフォーマンス・インディケーター)」とは、ある目標を達成するための細分化した目標のこと。例えば、あるプロ野球チームが年間80勝の目標を掲げた時、他の各チームから年間何勝するかの目標を設定した場合、それがKPIに該当する。経営や業務において、KPIによって具体的に細分化した目標を設定すると計画・管理がしやすくなる。例えば「受注額」という目標を「新規先からの受注額」と「既存先からの再受注額」と細分化する、更にこれらつながる「新規先への提案件数」と「既存先への提案件数」と具体的な目標にして、これらの達成を目指すことで、組織や自分自身がどう行動すべきかが見えやすくなる。KPIは本来「重要業績評価指標」と訳され、主に経営の場面で活用されてきたが、現在では、組織、個人を問わず目標設定や自己の行動管理のためにKPIが活用されるようになってきた。 ヒューマンマネージコンサルティング株式会社 人材総合コンサルタント 研修トレーナー 眞下