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【コラム】人はなぜブログを書くのか~ブログやSNS、twitterを書く動機を考える
私たち、ヒューマンマネージコンサルティング株式会社では、知識・情報の流通促進を図るべく、新規事業の立案をしています(新規事業のストーリー)。その新規事業の検討にあたり、知識・情報の流通促進の当然の手段としてインターネットの活用を不可欠と考えており、また、同時にどのようにしたら知識・情報の発信がなされるのかの検討も必須となりました。
今回、ヒューマンマネージコンサルティング株式会社では、インターネットを通じた、情報発信のツールであるブログ、SNS、twitterになぜ書き込み、投稿をするのか=書く動機を把握するために、『ブログを書いたりSNSで投稿するのは、どんな時?』として定性的なアンケートを実施いたしました。
【回答】
◯色々な使い方がある・・・
「自分の友人はほとんど有名なSNSは使用しています。友人の場合は学校の試験勉強の経過などをつぶやいて、友人から励ましのコメントを貰って、もうひと頑張りすると言うやり方をしてる人が居ます。やっぱり何か一つのことに集中してると友人とのコミュニケーションが恋しくなるんでしょうね。頑張ってる事をつぶやくと1年後、2年後見返してみると残るから後から見たときの感動もあるんだと思います。」
◯自分が体験した面白さを知ってほしい・・・
「私がツイッターでつぶやきたくなる時は、面白いことを発見したり体験したときです。自分が味わった面白さをみなさんに知ってほしいという思いが生じて、その思いのたけをツイッターに載せて発信しています。」
◯私がtwitterを使うとき・・・
「私は疲れている時や人間関係がうまくいっていない時、仕事でミスをしてしまった時など、端的に言えば弱音を吐きたいときにtwitterでつぶやくことが多いです。しかし、ツイートする内容は弱音ではなく、くだらない冗談だったり、中身の無い戯言です。おそらく、インターネット上で別の自分になることで、現実の辛い自分をごまかしているのだと思います。それから、手持無沙汰になった時にスマホからツイートすることも多いです。これは単なる暇つぶしなのですが、他の人のツイートを見てそれにリプライを返してやり取りを楽しんでいることが多いです。これは自分の発言を発信するというよりは、コミュニケーションを楽しんでいる部分が大きいです。私の友人の場合は、外食したときはほぼ確実に料理の写真を撮り、それをtwitterに投稿しています。ツイートが習慣になっていると感じました。別の友人は趣味でインターネット上に動画をアップロードしており、新しい動画をアップロードするとtwitterやブログで告知を出しています。別にお金が入るわけでもないのですが、人に見てもらいたくて宣伝しているようでした。同じSNS(twitter)でも、このように投稿するタイミングは人さまざまなのだと感じさせられました。」
◯私がブログを書きたくなるとき・・・
「怒り心頭になったときにはこの気持ちを誰かに言いたいです。しかし、家族に自分が腹が立った話をして、家族にまで悲しい気持ちにさせたくないので、ブログ等に投稿したくなります。でも、そのブログは誰も読んでいないので、むしゃくしゃくした時の自分の気持ちを自分勝手に書きます。こうすることで、自分の気持ちに整理をつけます。私がブログを書きたくなるときは、怒り心頭になったときです。」
◯みんなと気持ちを共有したいから・・・
「私はいくつかのSNSを利用していますが、情報を発信したくなる時というのは自分が新たな発見をした時のことになります。その情報が世間では周知の事実であっても私自身が初めて知ったことであれば、その驚きをみんなに共有してもらいたいと思うのです。ツイッターはツイキャスにコメントする時や、日記代わりに使っています。SNSで何かを投稿したくなるとき…。私はやはり、ツイキャスでのコメントにツイッターを使っていますね。今までツイキャスやニコ生など生放送の配信というのはあまり見たことは無かったのですが最近「神聖かまってちゃん」というバンドにハマりまして。そのバンドのボーカルの「の子」さんという方がよくニコ生やツイキャスをやるのでコメントしています。ニコ生だとニコ生に直接書き込む形ですが、ツイキャスだとツイッターと連携するシステムなので色々とくだらないことをツイッターで配信者に問いかけています。生放送だとリアルタイムに配信者と会話ができるので面白いですね。自分のコメントが拾われた時は嬉しいです。また、今はやっていませんがツイッターを日記代わりに使っていた時期もあります。」
「ちょっと落ち込んでいた時期がありまして、そんなときに、その日にあったいいことをなるべくたくさん日記に書いていくと、気持ちが晴れやかになるといったそういうセラピー的な方法があるらしいんですね。」
「例えば“今日は天気が良くて気持ちよかった。”とか“店員さんが優しかった。”とか些細なことでいいんです。そういう小さな幸せを見逃さないように気をつけて生きていきましょうということなんだと思いますが。飽きっぽいため、今はもうやっていませんが、鬱々とした冬に1ヶ月くらいはやってみましたよ。そこそこ効果ありました。完全に元気にはならないですけど少しは気分が上がる感じでしたね。何かの参考にしていただければ幸いです。」
◯ブログは多くの共感者を得たい時に書くもので、私は自信作の写真を見てもらいたい時です・・・
「私は写真が趣味です。花や植物、神社仏閣、風景写真などを中心に撮影しています。ブログを始めたのは、自分の撮影した自信作を他の多くの人に共感を得たいためです。ブログは、日常の何気ない生活の断片を書き記す人もいれば、趣味に関連した事を綴って、同好の士や同環境の人と、共感を得ようとする目的が普通です。最近では、アフィリエイト目的でブログをする人もいますが、そんなのは邪道だと思っています。共感を得るためには、ツイッターによるつぶやきも同じでしょうが、ツイッターでは短文が本来で、刹那的で誤解を招いたり、一過性であったり、本当に共感し、思いを共有するには舌足らずになりがちだと思います。」
「それに、私の場合は先に書いたテーマの写真を出来るだけ載せて、それに文章を添えるスタイルと採っているため、やはりパソコンからブログに投稿するのがベストなのです。しかし、ブログは共感を得るために、写真を載せ、文章を書き込みますが、閲覧者が少なければ、本来の目的が半減します。そうした意味で、ブログサイトの同好の士がネット上で集う場にも参加し、少しでも同好の人に見てもらえるようにすると共に、他の人の写真も見せてもらい、その腕や撮影の思い等にも接するようにしています。半分は自己満足ですが、自己満足でき、少しでも思いや感動を共感できる人が居れば、ブログを書き続けるに十分なエネルギーとなっています。」
◯SNSで投稿したくなるとき・・・
「・自分の食べている物や、購入した商品を自慢またはみんなに共有したい時 ・旅行などでいい景色をみた時にフォローワーの人に共有したい時 ・何か周りで起きた面白い出来事などを他の人にしらせて共感してもらいたい時 ・何か起きた周りの風景や写真を人にしらせて共感して貰いたい時 ・今、一人でご飯を食べているときやカフェにいる時に今、近くにいる人がいないか探す時 ・自分の近況をみんなに伝えたい時 ・今、自分の知りたいことについて知らないことをほかの人に答えてもらいたい時 ・アルバイトや求人で募集する時 ・今、自分が考えた事を他の人に伝えて、共感や意見を頂きたい時 ・何かのお祝いしてもらったときに、一人ではなくフォローワー全員に伝えたい時 ・何かのお祝いしてもらったときに、複数人いる場合は一斉にお礼を言いたい時 ・誰かにかまって欲しい時 ・本や、映画、ドラマなどを見た時に、他の人に知らせて、見た人がいたら一緒に話題を共有できるため ・昔の友人などと関わりをもちたい時(~高校でサッカーしたい等) ・スポーツ観戦を見ている時に、投稿して、他に同じスポーツを見てる人とコミュニケーション取る時」
◯野球ネタはブログに書きたくなる・・・
「私は野球観戦が趣味なので、主に野球の試合を観た感想を投稿しています。特に、球場で生で観戦したときは、球場や球場周りの風景の画像や現地で撮影した選手の画像をブログにアップしています。野球関連で気になるニュースがあれば、その感想も書きたくなります。野球以外でも身の回りで起こった面白い出来事や新しい発見をしたときは、すぐにでもブログに書きたくなりますね。」
◯ブログは毎日書くのがモットー・・・
「自分はなるべく毎日良いネタが無くてもブログを書くようにしています。最近は料理にはまっていてレシピ等を最初につぶやいて、出来上がった料理を写真に収めてアップロードして味などの感想を書いています。結構料理のプロの辛口コメントやアドバイスなどが聞けてよいです。外食ばっかでしたので、塩分調節しながら自炊して、それをつぶやく事によって自炊が三日坊主にならず何とか続いています。」
◯メールしてまで伝えることではない内容・・・
「Facebookに登録しています。投稿したくなる時はメールしてまで伝えることではない内容、子供の成長記録やおいしいお店などの情報。写真を撮ったけど、現像するまでもないな?というような画像をアップする、子育て中の友達にオススメの公園を写真付きで紹介したいときです。記事を読んだら“いいね!”を押して、気になればコメントを残す、メールとは違い返信を求めなくていい気軽さがお互いにいい距離感がとれていいと思います。」
◯私のブログ、SNS、twitterの利用方法の違い・・・
「私はtwitterは割と気軽に、その時パッと思ったことや、思いついたことを残すために使っています。そこからフォロワー同士で会話に発展することもありますし、内容も話し言葉に近く、誰かと会話したい時や、独り言を言いたい時に利用したいと感じます。逆にブログは1時間程時間をかけて練った内容の物を書きます。レイアウトはどうしようだとか、文章の長さはどうか、文字の大きさは、色は、などの見た目要素も自分なりにこだわりを持てるポイントです。比較的時間がかかる物なので、自分の中に燻っていた思いや、こだわり、情熱など、twitterでは到底語りきれないような時に書こう、と行動に移しています。またブログではtwitterと違い、更新すると不特定多数の人に見られることが多く、全く知らない人と気持ちを共有したい時にも利用します。SNSに関してですが、自身の趣味専門SNSをやっています。こちらは初めから同じ趣味を持った人が集まっていますので、不特定多数ではあるし、全く知らない人なのだけれど「同士」という感覚があります。なのでそこまで説明口調にならずに済むし、twitterのように友人だけが見ているわけでもないので、内容はtwitterとブログの中間といった所です。ブログほど濃くもなく、twitterほど薄くもないちょうど中間ですね。かといって趣味のことだけを書いているわけではないです。twitterのように、友人に向けて書きたい気分ではない。けれどもブログは少々面倒臭い・・・。そういった時に雑記を書くためにも利用しています。」
◯楽しいから書き始め、書かなければいけないと思ってしまったら書く・・・
「最初のきっかけはなんとなく、でしょうか。その後それに対しての反応が嬉しかったり楽しかったりしたから書き続けているのだと思います。嫌な思いばかりだったらやりませんよっ。そのうちブログランキングに乗ったり、人の話題に上がったりと注目されていくようになるにつれて「楽しみにしてる人がいるから」書かなきゃいけないのかなあ。と考え始めていきます。この辺りで書き続ける人と止めてしまう人の違いが出るんだと思います。好意的に感想を寄せてくれればなんとか頑張って続いていくんじゃないかと思いますが、非難が多く、書くのが辛く、もう書きたくないなと思ってしまったらそこで終わりですね。投稿した文章は人に読まれるため、人の反応をみるために投稿しているはずですので読者の感想次第で筆者のモチベーションもかわり、よく言われる「作者と読者が作り上げる~~」というものなんじゃないかなあと自分は思っています。最後に書くことがなくなり終わらせる。と言うこともあります。自分は昔プレイしたオンラインゲームのブログを書いていましたが、そのゲームを辞めてしまったのでそのブログも更新を止めました。少しさびしいですが、最後におつかれさまやありがとうと読者に言われたのは嬉しかったですね。」
◯ブログは何か残したい事があるときなど・・・
「自分は一通りのSNSをやっています。特に投稿したくなるときは、日常で珍しいものを見かけたときや、購入したものを写真で取りアップロードしたりです。最近悪さをして写真に残してつぶやく人も居ますが、そういう事は一切しません。やっぱり日常のことを少しずつ更新していき、見てくれる人を増やすのが目的ですね。」
◯ブログを書きたくなる時ってどんな時・・・
「ブログを書きたくなる時ってどんな時?質問されるまで、考えたことなどありませんでした。ある意味、日常化してるといえば、日常化してるんですよね。私は、SNSのアカウントで所持しているのは、グーグル+1だけなんですけど、あれは、グーグルアカウントに自動的に付いているといえば、付いている話なんですけどね。だから、特別、自分の事をつぶやいたり、人とバーチャルやリアルタイムで繋がりたいという願望は、ないんだと思います。
じゃあ、なんでブログ書くの?という話になります。うーん?ちょっと深く考えてみました。そのブログって、一時物凄く流行ったじゃないですか。もう10年近く前になりますけど。「おまえどこ使ってる?」「ライブドア」みたいな会話多かったですよね。それに、当時は、ブログカスタマイズなんかも流行ってて、今みたいにテンプレートのデザインも多くなかったですしね。こういう話をすると、全くプロフと同じなんですよね。中高生は、プロフ。それ以上は、ブログみたいな住み分けが合って。んで、今でもブログやっているのは、年寄りが多いんですよね(笑)。中高生は、ラインへ流れて、スマホ組は、SNSへ流れたみたい感じですよね。
んー、ある意味、習慣なんじゃないでしょうか。勿論、昔ほどアップしなくはなりました。後、自分の場合、有益な情報というか、日本にそういう情報がないから、書いているのではないでしょうか。事実、私が見ている情報は、日本語でなく英語であって、もし日本にそういうジャンルの情報が溢れていたら、ブログも書いていないと思うんですよね。
それはそうと、たまに旅行の事もプライベートだけど、アップするんですよね。後、愛犬とか。これは、日記と言えば、日記なんだけど、写真整理間隔かなあと思うんです。古い世代と、アルバムに撮影した写真を入れているのと同じです。
考えた事なかったけど、ブログってある意味ボランティアですよね。芸能人は、ステマとか宣伝に起用されているとか何らかの利益供与があったからという理由なんだけど。一般人におけるブログって、結局、それが、宣伝になったり世の中の人に影響を及ぼす場合もあるんだろうけど、そんな事考えずに、ただ書きたい気分とか、そういう感じで書いているんじゃないですか。後、忙しかったりとかPVが減ると、止めていくんじゃないですか。仕事じゃないから、楽しいと思えば書くし、時間が空けば書く。ただ、いつでも止める事が出来る。ゲームとブログって、ジャンル似てるな、こうやって考えてみると。」