「内省」とは、自分自身への客観的な観察や周囲からの言葉・反応を基に、自分の考えや行動などを深くかえりみること。能力開発の方法の一つである。悪かった結果に行う「反省」に対して、「内省」は悪かった結果のみならず、良かった結果にも行う。どのような結果に対しても、その結果を生んだ背景・原因を客観的な視点で、ある程度の時間を掛けて集中して深く考えることは大切である。自分の視点・視野で振り返るだけでなく、コミュニケーションすることで、益々、客観的に内省することができる。短期間で繰り返して内省を続けることは、効果的・効率的な能力開発につながることとなる。なお、企業研修で行う「振り返り、フィードバック」は、コミュニケーションを通じての内省に該当する。 ヒューマンマネージコンサルティング(株) 眞下