<作成&お問い合わせ> www.hm-consul.co.jp ヒューマンマネージコンサルティング㈱- ◇☆◆「国政追い風ビジネス」◆☆◇ ホンダ「インサイト」とトヨタ自動車「プリウス」の所謂、ハイブリッド車競争が日に日に注目を浴びています。ホンダでは、更にCR-Z、フィットを前倒しで市場に投入することでハイブリッド車のターゲットの拡大を図る動きも出ているようです。 ホンダ、トヨタに限らず、自動車業界全般のハイブリッド車の人気の理由、消費者を動かしているものは「燃費と環境」、「エコノミーとエコロジー」と称されるよう、環境への配慮、そして減税の効果に他なりません。 同様の現象は、家電(グリーン家電製品)の購入により商品・サービスと交換できる「エコポイント」にも見られます。 どちらも、国の政策を起点にしていることから、「国政追い風ビジネス」と称することができます(コンサルタントによっては、「国頼みビジネス」と呼ぶ方もいますが)。 しかし、この「国政追い風ビジネス」、自動車もエコポイントも、政策の終焉、市場人気の減退と言う、国政追い風だからこそのビジネスのリスクも表裏一体にあるのも確かです。 ◇☆◆「瞬間風速にしないこと」◆☆◇ 国政追い風がゆえに差別化しにくいのもまた特徴です。ホンダ「インサイト」とトヨタ自動車「プリウス」の対決!とメディアや世論の注目が集まるのは、その差別化が難しいことによるものです。将来的には開発力の差でハイブリッド車の性能で差別化することも可能でしょうが、今現在決め手となることを、特に、ホンダ「インサイト」とトヨタ自動車「プリウス」の対決では探すのは大変です。 自動車にしても家電にしても「瞬間風速」にしないこと。市場の注目をもとに生産・販売数を便乗して伸ばそうと、生産部門の拡大、人員投入を増やしたは良いが、時期が過ぎたら結局、余剰を抱える結果となっては本末転倒です。大切なことは、この機会を切っ掛けにどのように安定した顧客基盤を確立するかです。 ◇☆◆今は販社・小売店の人材力強化と顧客囲い込み施策を◆☆◇ 差別化しにくい中でも、今を勝つポイントは、販社・小売店の顧客対応力にあると言っていいでしょう。つまりハイブリッドという機能そのものではなく、顧客のニーズを掘り下げて聴き、対人関係を構築することで生涯のファンを作ってしまう販社・小売店の営業スキルです。 端的な例では、追い風が起こったこの機会に、ホンダ、トヨタのどちらの販社が顧客の囲い込みが十分にできたかによって、両企業の5年後、10年後の勝負も決まると言ってもいいのではないでしょうか。 自動車に限らず家電でも、これからのポイントは、 ◎単に量販しない販社・小売店の顧客対応力の向上、スキル教育 (物を売らず、ニーズを売るコンサルティング販売力) ◎生涯囲い込みのためのポイント化、スイッチングコストの構築 ◎データベースとカスタマイズされたニーズに基づく、ご案内の発信 ということが基軸になることでしょう。 私たち、ヒューマンマネージコンサルティング㈱では、「販売、小売推進プロジェクト」や「顧客囲い込みのためのマーケティング戦略構築」もサービスラインとしており、各社様のご要望に応じてご対応しております。 ※このテーマについての詳しいお問い合わせは、法人様向けお問い合わせの「お問い合わせ内容」に『販売力強化』や『顧客囲い込み』等大まかなご要望をお書きいただき、ご送信下さい(お問い合わせは、携帯電話でご覧の方もパソコンからにてお願いいたします)。 
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