<作成&お問い合わせ> www.hm-consul.co.jp ヒューマンマネージコンサルティング㈱- 当社、ヒューマンマネージコンサルティング㈱では、販促キャンペーンの企画及びその実施支援にも取り組んでいます。ですので、各社様の企画・イベントについては、関心を持って情報を集めていますが、今日、銀座のモーブッサンさんで象徴的な出来事があったと聞き、私たちも企画・キャンペーンのあり方を検討する事例として、注目したいと考えました。 ☆★◆モーブッサンさんのケース◆★☆ 「モーブッサン」さん(フランスの宝飾ブランド店)が銀座5丁目の店舗で本日6月1日から先着5000人限定とのことで、約0・1カラットのダイヤ(5000円相当)の無料配布を告知。配布前の段階から1500人、5000人分の整理券が2時間後には配布が終わり、もらえない人が出たことや、お店のキャパシティーの関係などから、1日に配布できたのは330個に留まり、混乱に拍車がかかったとのことです(テレビ各社報道に基づく)。 ☆★◆モーブッサンさんと道路公団さんの需要の価格弾力性◆★☆ 当社の「【サービスご案内】プライシングプロジェクト」の中で、アイスクリームや高速道路1000円の話を引用して触れましたが(高速道路1000円の時は、渋滞やサービスエリアのキャパシティオーバーと言う現象が起こった事例)、プライシング、ポイント割引、キャンペーンプレゼント何れにおいても、「需要の価格弾力性」からの予測が必須になるということです。 ※「需要の価格弾力性:価格が変化すると需要量(購入への反応)にどれほど影響するかを示したもの(値)」 今回のモーブッサンさんの場合は、5000円相当が⇒0円、道路公団さんの場合は、例えば通常料金3000円が⇒1000円ですので、普段あまり目にしない高級品の100%割引、交通費の60%割引ですから、当然にして需要の反応度(集客への影響度)は大きくなります。 ☆★◆シミュレーション不足は、むしろ悪評を呼ぶ◆★☆ 私自身も商人なので、「こんなに来てもらえて嬉しい」という気持は共感できます。自分の寝食や銭金に引き換えても、「来てくださるお客さま」になるべく多く会いたい、そして僅かでも「ありがとう」の一言で感動したいというのは、むしろ商人のあるべき気構え、気質と言えます。 とは言え、良かれと思う企画・イベントも失敗すれば、むしろ悪評につながるということ。ニュース番組で、列に並んだ人から「悪評」に類する言葉が出てしまったのは、お店側としたら残念なことに他ならないのではないでしょうか。 プライシング、ポイント割引、キャンペーンプレゼントにおいては、影響度のシミュレーションを十分に行うこと。特に、「人数限定」で行うイベントのノベルティー・プレゼント、ディスカウントは、「外れる人も出る」ということで、その外れた人から連結ピン型で「悪い口コミ」が広がれば、印象ダウンの結果にもなりかねません。今回のモーブッサンさんのケースは、その重要な事実を見逃してはならないことをあらためて認識する機会となりました。 私たち、ヒューマンマネージコンサルティング㈱では、各企業様の広告宣伝やイベント企画もサービスラインとしております。各社様のご要望に応じてご対応しており、ご依頼により意思決定の支援やソリューション作りを申し上げます。 ※このテーマについての詳しいお問い合わせは、法人様向けお問い合わせの「お問い合わせ内容」に『広告宣伝・イベント企画』と記載の上、ご送信下さい(お問い合わせは、携帯電話でご覧の方もパソコンからにてお願いいたします)。 
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人材総合コンサルタント 研修トレーナー 眞下 仁(MashimoHitoshi)
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