<作成&お問い合わせ> www.hm-consul.co.jp ヒューマンマネージコンサルティング㈱- 私たち、ヒューマンマネージコンサルティング㈱では、商品ブランド開発のコンサルティングを行っています。 ナショナルブランド(NB)、プライベートブランド(PB)〈言葉の意味は後掲〉のどちらも対象にコンサルティングサービスを提供していますが、今回の「薬事法改正」で食品スーパーなどの小売店(薬局・薬店でなく)でも販売が可能になったことで、医薬品のプライベートブランドの広がりに注目し、その動向等を予測しています。 ***語義:ナショナルブランドとプライベートブランド*** 「ナショナルブランド(NB)」とは:メーカー側が開発した商品ブランドのこと。当初は大手メーカーが全国展開をしていたことで「ナショナル」ブランドと称された(例えば、サッポロさんの「黒ラベル」やハウス食品さんの「ジャワカレー」はナショナルブランドに該当)。 ・「プライベートブランド(PB)」とは、一般よく訳される日本語としては「自主企画商品」に該当。流通・小売業側が独自に、若しくはメーカーと共同で開発した商品ブランドのこと(例えばイオンさん運営のジャスコ店舗で「トップバリュ」のブランドで販売される各商品、他にもダイエーさんの「セービング」のブランド名はPBとして代表的)。 ※1990年頃から低価格さ、開発の柔軟性、商圏への適応性と言う点で、消費者側、流通・小売側のプライベート・ブランドが伸びる傾向が続く。 ※特に開発力のある大型チェーンを中心にプライベートブランドの開発は著しい。 ※プライベートブランドを流通・小売店が製造する方法として、①「コントロールド・レーベル」:ナショナルブランドを出す大手のメーカーに製造を発注する方法(OEM供給)と②「チェーンブランド」:流通・小売店が出資等によって関係する自グループに工場を保有する、若しくは下請け会社に委託する方法の①②があり、①が主流になっている。 ☆★☆スーパーで、医薬品のプライベートブランドが始まった☆★☆ ジャスコ「トップバリュ」で食料品、日用品をプライベートブランドで販売してきたイオンさんが、医薬品のプライベートブランド「ハピコム」を立ち上げました。薬事法改正によるスーパーでの医薬品販売の機会を見越し、シェア確保を狙うもので、医薬品の範囲も胃腸薬、湿布薬、皮膚薬、鼻炎薬、風邪薬、便秘薬、目薬、ドリンク剤、ビタミン剤と多肢に渡ります(同社「ハピコム」関係公表資料より)。 ここからの注目は、今後、スーパー、コンビニエンスストアなどのチェーン店型小売店は、薬事法改正で取り合いが始まる医薬品シェア確保のために、医薬品のプライベートブランドを開発し、差別化し、顧客の囲い込みができるかどうか、スーパー、コンビニエンスストアなどのチェーン店型小売店のこの取り組みの違いが、各社の業績の違いに如実に出ることになりそうです。 ☆★☆健康・美容のトータルコンセプトを☆★☆ スーパー、コンビニエンスストアの売りの特徴は、商品ラインの多さにあります。これは若干の将来的な変化はあるでしょうが、スーパー、コンビニエンスストアにとっては、永遠普遍、だからこそのスーパー、コンビニエンスストアと言うことができるでしょう。 この強みをいかに活かすか、薬事法改正で幅広く扱えるようになった商品ラインと既存商品ラインを組み合わせ、トータルコンセプトを創り出せるかどうかがポイントになるでしょう。 人口、年代動態を中心にした時代背景から考えるに、「薬局薬店が売場の一部に入った」というだけでなく「健康・美容」にまで踏み込み「安全に!安く!親切に!」等々をこれまでの強みと組み合わせて差別化して作り上げたスーパー、コンビニエンスストアなど小売店にお客様の足が向かうことになるではないでしょうか。 上記のようなテーマを中心としながらも、各社様のご要望に応じて対応しており、ご依頼により各種の検討、ソリューション作りを申し上げます。 ※このテーマについての詳しいお問い合わせは、法人様向けお問い合わせの「お問い合わせ内容」に『プライベートブランド開発、小売店業績向上等』と記載の上、ご送信下さい(お問い合わせは、携帯電話でご覧の方もパソコンからにてお願いいたします)。 
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人材総合コンサルタント 研修トレーナー 眞下 仁(MashimoHitoshi)
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