評価者研修(標準版)

評価者として一流になれば、
他の社員も会社も成長することができます

目的・成果

評価者の役割は、目標設定者』、『評価者として、
「情報収集者」、「コミュニケーター」などの役割を遂行することです。
具体的には、人事考課では、「目標設定者」と「評価者」の役割を担います。これらの役割を果たすために、「情報収集者」や「コミュニケーター」、「伝達者」などの役割を遂行する必要があります。

この研修を受けることで、評価者は人事業務、特に人事評価を行う際に、次の3つの重要な点を理解し、取り組むことができるようになります。これにより、マネジメントスキルとリーダーシップを十分に発揮することが可能となります。

  • 社員一人一人について測定=評価し、賃金・能力開発に反映・活用する取り組み
  • 「個々の仕事」と「個々の育成」
  • 社員一人一人と会社の成長のために、処遇や能力開発などを「適正化」する

この3つの意義に取り組むことが、「的確な評価」と「育成・能力開発スキルの向上」という評価者の取り組みの習得につながっていきます。

これら3つの意義に取り組むことで、結果、習得した評価者としてのマネジメントスキル・リーダーシップを社員や会社の成長に役立てることができるでしょう。

主なご対象
プログラム

《オリエンテーション》

  • 研修の目的、進め方、講師紹介
  • オンライン研修のガイド

《人事考課の意義・目的》

《ディスカッション》
 「人事考課は、なぜ必要か、その難しさは?」

  • 人事考課の意義
  • 人事考課の取り組み方

《評価者のコミュニケーションスキル ~マネジメントとリーダーシップ~》

  • マネジメントとは、リーダーシップとは
  • リーダーシップとコミュニケーションのスタイル
  • 評価者の育成、動機付けのコミュニケーション
  • 傾聴の大切さ
  • 傾聴スキルの発揮
  • コーチングによるコミュニケーションの進め方

《演習》
 「コーチング・傾聴 ロールプレイ」

《目標管理評価 ~目標設定と目標設定面談~》

  • 目標管理(MBO)とその効果とは
  • 目標設定の留意点と考え方(SMART、具体化・定量化の発想)

《演習》
「ケースによる目標設定」

《ワーク、ディスカッション》
「担当した被評価者を各自1名挙げて、設定した目標の理由を説明(目標の目線合わせ)」
「目標設定面談の進め方」

《演習》
「ケースによる目標設定面談、ロールプレイ」

《ワーク、ディスカッション》
「担当した被評価者を各自1名挙げて、目標達成度の評価点数を付け、その理由を説明
(評価点数の目線合わせ)」

《行動、能力・スキル評価》

  • 人事考課の目的と活用(選別と育成、評価結果の要因分析と育成)
  • 評価誤差(エラー)のパターンと回避のしかた
  • 評価点数判定の考え方

《演習》
「ケースによる能力・行動評価と育成ポイントの抽出」

《ワーク、ディスカッション》
「担当した被評価者を各自1名挙げて、評価要素ごとに評価点数を付け、その理由を説明
(評価点数の目線合わせ)」

《中間面談と振り返り(期末)面談》

  • 中間面談と振り返り面談の留意点と進め方
  • 被評価者の「強み」「弱み」の整理

《演習》
「ケースによる振り返り面談 ロールプレイ」

研修形式

集合・対面、または、オンライン

ご参加人数

最大30名をご推奨 ※ご相談に応じます

コンテンツ、演習・ワーク(一部分ピックアップ)、及び特徴など

ここでは、特別に本研修で学べることを一部ピックアップして紹介します。

《人事考課の意義は処遇・能力開発の「適正化」》

人事考課の意義は「社員一人一人と会社の成長のために、人事考課によって、処遇や能力開発などを『適正化』する」ことです。これらの適正化によって動機や業績の向上といった社員一人一人と会社の成長が実現します。

評価者は、被評価者との人事考課によって「適正化」を進めながら、動機や業績といった
「社員一人一人と会社の成長」を実現します。

 

「被評価者」から信頼される『評価』

評価者は、被評価者の「昇格・処遇、昇給、賞与、配置の適正化」だけでなく、能力の発揮状況や目標の進捗から各社員の強みと弱みを見出し、対話して成長を促進する「育成・能力開発とコミュニケーションの適正化」にも取り組みます。

そして、評価者は正確性、客観性、公平性、透明性のある評価を行い被評価者によって偏りや不足が生じることがないように取り組むことが大切です。人事考課において、評価者はこれらの原則を守らなくてはなりません。被評価者が、これらの原則に基づいた人事考課であると認識すると、信頼を得ることにつながり、自己評価や面談などに積極的になります。被評価者から信頼される評価とは、「手続きの納得感」と「分配の納得感」が得られる評価です。

処遇や能力開発などを「適正化」するために、「正確性」「客観性」「公平性」「透明性」のある評価を行うことで、はじめて被評価者から信頼される一流の評価者になることができます。

評価者として一流になれば、
他の社員も会社も成長することができます

是非、「評価者研修」の実施をご検討ください

お客様のご意向、ご要望を十分に反映の上、プログラム、コンテンツを設計、実施申し上げます。少しでもご興味がございましたら、「お問い合わせ」から、企画を希望されます分野にチェックを入れていただき、ご送信ください