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【コラム】発達心理学者エリク・エリクソンの「人は教えたがる種」とサービス開発
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―www.hm-consul.co.jp ヒューマンマネージコンサルティング㈱-
私たち、ヒューマンマネージコンサルティング株式会社では、心理学をベースにした研究とサービスの開発をしています。
今回は、発達心理学者エリク・エリクソンの述べる「我々は教えたがる種」と当社のサービス開発についてご紹介いたします。
☆◆★知っていることを聴かれたら話したくなる心理★◆☆
ある1シーンを考えてみたいと思います。あなたは、ある駅(例えば東京駅)で、見知らぬある人から声を掛けられました。「有楽町駅は、何番ホームで、ここからいくつ目の駅ですか?」。勿論、知らなければ「すみません、わかりません」といった答えになるでしょうし、相手の余程の無礼などなければ、快く「〇〇番線で、品川方面に一つ目です」といった答えを返すはずです。
この言動の背景には、2つの心理があります。
①質問をするに相応しい相手として選ばれた嬉しさ
②相手の喜んでいる様子を見ることや感謝されることへの期待
です。
発達心理学者のエリク・エリクソンは、人のこういった言動の選択を総称的に論じて、「我々は教えたがる種」としています(書籍「ナレッジ・マネジメント5つの方法~課題解決のための「知」の共有」参考)。
※エリク・エリクソン:正確な名前は、エリク・ホーンブルガー・エリクソン(Erik Homburger Erikson, 1902.6.15-1994.5.12)、ドイツ生まれで、ドイツと米国で、発達心理学者、精神分析家として活動。アイディンティティの概念の研究が有名で、エゴ・アイデンティティ(自我同一性)の研究で特によく知られる。心理学の分野では、マズローやメラビアンとともに代表的な存在とされる。
☆◆★「我々は教えたがる種」の心理の活用★◆☆
この心理学を活用した、つまり【一定の喜びや期待が想定される場合は、「人は積極的に話をする」】という心理を活用したサービスの開発には、次のようなものがあり、適宜具体的なサービス内容に反映しています。
・営業研修における顧客からの情報収集法
・部下の本音を聴くコーチング、メンタリング
・集合知形成のためのファシリテーション研修
逆に、
・情報漏洩、守秘義務違反が起こる心理的原因の把握と予防法
といった活用方法もあります。
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